お布施について

お布施とは

お布施には、僧侶は枕経、通夜、葬儀などを営むことによって「法施」※1を施し、ご遺族はそれに対して感謝して「財施」※2で応えるという意味があります。
お布施は読経や戒名に対価として支払うものではなく、あくまで「財施」として行うのが本来の考え方です。したがって、表書きは「お布施」とします。

  • ※1 法施:法施とは、お経を読んだり、教えを説いたりすることです。

  • ※2 財施:財施とは自分の財を施すことです。施すものは様々でお金だけでなく、収穫したお米や野菜など物なども該当します。

お布施の金額について

お布施の金額については、昔から直接僧侶に伺うことは失礼とされてきました。これは「お布施は、お世話になったという気持ちを包むもので、気持ちを表す金額は人それぞれであり、金額を設定すること自体に無理がある」という考えからです。
しかし、檀家として日常的にお寺とつきあう機会が減り「仏事というのは分かりづらいものだ」と言われることが増えたために、ハッキリ示すようになったという住職もいます。
お布施の金額につきましては、お身内で仏事に詳しい方に伺われるか、菩提寺の檀家総代にお伺いされるのがよいでしょう。

お布施の表書きと渡し方

お布施の包み方、表書きは形式が決まっております。

  • 奉書紙か白封筒をご用意ください

    お札は、お布施のための奉書紙もしくは白い封筒に入れます。年忌法要などであれば、一般に売られている白封筒でも問題ありません。

  • 表書きについて

    お布施の表書きは、「御布施」となります。黒の筆ペン等で袋上部の中心に書き入れ、袋の下部には自分の名前を書き入れます。

  • お布施は袱紗(ふくさ)に包み、黒盆にのせて渡す

    お布施は、紫や黒といった仏事用の袱紗(ふくさ)に包んで持参します。僧侶にお布施を渡すときは、袱紗のまま手渡してはいけません。黒お盆が用意されている場合は、お盆に乗せたまま僧侶へ差し出します。

  • お布施をお渡しするタイミング

    お寺様が菩提寺の場合は、葬儀の翌日か翌々日にお伺いしてお渡しするとよいでしょう。菩提寺ではなく紹介寺院の場合は、葬儀当日初七日法要の後、お寺様がお帰りになるまでにお渡しします。
    ご法要の場合は、法要が終わるまでにお渡しすると良いでしょう。

葬儀社を選ぶ3つの重要ポイント

後悔しないお葬儀にするために、葬儀社を選ぶ際には下記の事を念頭にご検討を進めていくことをおすすめします。

  • 見積書の内容はお葬儀費用が明確か?

    お葬儀費用の総額は、様々なサービスを組み合わせた合計金額となります。見積書の中に必要なサービス項目が「全て」含まれているかを葬儀社に確認すると良いでしょう。
    曖昧な見積書の場合、後から追加費用を請求される場合があります。

  • 依頼した葬儀社のスタッフが全て担当するか?

    最近インターネットでよく見られる格安の葬儀サービスの場合、その多くが、下請けの葬儀社に丸投げされています。臨時派遣社員を集め執り行う葬儀社が多く、トラブルが起こるケースも見られます。

  • お葬儀後のことまでサポートしてくれるのか?

    お葬儀を終え、会葬された方々への御礼、関係役所への手続きや法要の準備など、さまざまな手配を行う必要があります。
    葬儀後のサポートが用意されている葬儀社を選ぶ事で、ご遺族様の精神的な負担を和らげます。

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  • セレモアでは、お葬儀に関する様々なご相談に対し、総合ご相談窓口“セレモピアン“で経験豊富な女性スタッフがお応えさせていただきます。ご相談無料・ご予約も不要ですので、ぜひお立ち寄りください。

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